【為替賭博録レンジ】の部屋。

底辺からどこまでいけるか試します

23/6/23

今週が終わった。

 

いや、もちろんまだ終わってはいないのだが

俺の今週は終わった。

 

振り返ると今週はFXで利益が残った。

 

正直な話、2年間トレードしてきて週間で利益が残った経験はほぼない。

 

そのくらいセンスは微塵もない。

 

だが、今週は残った。

 

先週も要らないことをしなければ利益が残っていた計算になる。

結果が全てのFXで皮算用は野暮でしかないが。

 

とある方のトレード手法を取り入れてから見違えるような戦績になった。

…とはまだ言えないが確実に変わった。

 

こんなにも知ってると知らないで結果に差が出てくるとは思っていなかった。

 

これまでの2年間はただ1人の人の発信を追いかけ続けてきた。

その方も本当に素晴らしいトレーダーで人としてもしっかりした人で、確実にリアルに勝てているホンモノの人だ。

 

その人の商材もいくつか購入したしこの2年ひたすらその人のトレードスタイルを真似した。

 

だが、残念なことに勝てるようにはなれなかった。

その人が悪いわけではない。

 

なんなら、俺が悪いわけではない。

 

ただ単純に、相性が悪かったのだろう。

 

正直今別の手法を試していて思う。

 

尊敬しているあの人のトレードスタイルは俺はきっとこの先も真似できない、と。

 

何故か?

 

色々と理由は付けれるものの確固たるものはない。

 

ただ、出来そうもないのだ。

 

わかるだろうかこの感覚。

 

努力とか経験とか知識をどれだけ付けても

自分の持って生まれた性質では真似できないことがある。

 

よく適材適所なんかを例えるときに

あなたは戦士であなたは僧侶、あなたは魔法使い。

みんな自分に合ったことがあるのに、何故か人は戦士のくせに魔法を覚えたがったり

僧侶なのに剣の使い方を学んだり

魔法使いなのに杖を使おうとしない。

 

といったロープレのパーティーに例えられるやつだ。

 

俺はまさにこれにハマっていたんだなと思う。

 

FXで言うなら瞬発的な判断ができないのにスキャをしてるとか

せっかちなくせにスイングしてるとか

コツコツが向いてるくせにハイレバしているとか

そういう「自分の性に合わないことをやってしまっている」

これに陥っていたのだ。

 

俺はずっとトレードは投資だと思っていた。

いや、そう思いたかった。

 

そのほうが真っ当なことに精を出してると自分を正当化できる。

 

ただどこかのタイミングで思った。

 

確実に勝てる場所なんて一つもないのに

複数時間足を見て環境認識してライン引いてインジのセットアップ整うのを待って

損切りは資金の数パーセントに収めるように自制して、利確はRR1:2を目指すように…

 

とかガチガチに分析する意味あるのか?と

 

それだけやっても負ける時は負ける。

 

勝てる時は適当にやっても勝てるんだ。

 

じゃあ分析はなんの意味がある?

 

そう思ってしまったからはいかに分析せず確率で勝てる場所を探すようになった。

 

そんなときに今の手法に出会いまさに俺が実現したいトレードのやり方が具現化されていた。

 

そこでピシャっとハマった感覚があった。

 

これだ、まさにやりたかったのはこういうことなんだと。

 

FXは結局、ギャンブルでしかないと。

 

そう腑に落とさせてくれた。

 

その人のことが好きだろうが、ずっと追いかけてきたからもう他には移れない、それは負けだとか

色々考えるが結局結果が出ないなら損切りするしかないのだ。

 

トレードも損切りが重要。

 

参考にする人も、違うと感じたら損切りするしかない。

 

それまで費やした時間は戻らないが

これからの時間をもっと無駄にする可能性を断つことができる。

 

俺は少なくともそう確信した。