【為替賭博録レンジ】の部屋。

底辺からどこまでいけるか試します

23/7/11

界隈では初心者に向けてよく

 

「一貫性を持つことが大切」

 

と説かれることがある。

 

この一貫性とは一体何を指すのか?

それをイマイチ理解できていない時期があった。

今も理解できているかはわからないし、これから話すことは俺の詭弁である可能性も高い。

 

まず「一貫性」と混同されがちなものに

「ルール」という考えがある。

 

監視通貨を絞る

時間帯を限定する

ロングかショートどちらかしかしない

ロット調整をする

損切り幅を明確に決める

ナンピンしない、ハイレバしない

 

これら全ては「ルール」である。

 

俺は元々上記に挙げたような内容を

毎トレード守っていくことが「一貫性」だと思っていた。

 

だからトレードする場面も

上位足が〇〇な場面で

インジケータが〇〇な値、形になった時に

〇〇なタイミングでエントリーする。

損切りは〇〇、利確は〇〇

 

といった具合に予めマイルールをきめておいて

これを愚直に実行していくことが

「一貫性」であると思っていた。

 

しかし、今書いたような内容は

「ルール」を守っているだけであり

「一貫性」をもっているとは言えないんじゃないかと思っている。

 

では、「一貫性」とは何か?

 

それは思うに

「いかなる時も自分の決めたスタイルを貫き通すこと」

 

なんじゃないかというのが今のところの結論である。

 

もちろん最低限のルールは必要であるし

それがないと何の指針もないデタラメなトレードになってしまう。

 

ただ、ある程度のルールを持ってして

後は自分の決めたスタイルを崩さないことが重要なんだと思う。

 

テクニカルを自律させるのが「ルール」

メンタルを自律させるのが「一貫性」と

考えると俺的にはわかりやすい気がする。

 

その日その場で環境認識をして

毎日利益を上げ続けることができることが

最高のトレーダーであることは疑いの余地もない。

 

では果たしてそんなことができる人が何人居るんだろうか?

 

結局はどれだけ分析したとて

結果は相場次第でしかないこの相場という場所で

毎日変化する値動きを当て続けることなんて出来るんだろうか?

 

というよりもそこまで腕を磨く必要はあるのだろうか?

 

みんなお金が欲しくてトレードしているわけで

値動きを完璧に読めるようになりたいわけではないはず。

 

であるならばお金を稼げるだろうという期待値があるやり方さえ作れればいいんじゃないか。

 

少し脱線してしまったんだが、

 

結論として俺は思う「一貫性」は

「相場で起こる誘惑に惑わされない心」

であるとかんがえている。

 

Twitterなんかを見ていると

毎日誰かは利益を出している。

でもそんなことは気にする意味もない。

 

みんなが同じトレードをしてないからこそ

売りと買いが成立するのだ。

 

だから自分が取れなかった波を悔やむ必要はない。

逆に自分は取れて他者が取れない波もある。

 

レンジ狙いの人はトレンドの時には指を咥えて待つか、いらないトレードをしてしまう。

 

トレンド狙いの人は展開がレンジになると負けてしまう。

 

当たり前だが、相場の一寸先は

レンジにもトレンドにもなり得る。

 

その結果は相場次第でしかない。

 

なら、こちらは値動きの誘惑に惑わされずに

一貫した心持ちでトレードと向き合うしかないのである。